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『やじろべえ』は、山川あいじによる日本の漫画作品。 『別冊マーガレット』(集英社)にて2010年12月号から2011年10月号まで連載されていた。単行本全2巻。1巻を越える作品は作者にとって初めてである。 血の繋がらない父の祖父の死をきっかけに、自分の環境を改めて見直し始めた娘の物語。 == 登場人物 == ;市川 葉瑠(いちかわ はる) :15歳。10年前に母を亡くして以来、義父の誠司と2人暮らし。親友から「超ファザコン」と言われるほど誠司と仲が良い。 :母が幼い自分を残して逝ってしまったことを誠司の祖母(葉瑠にとっては義理の曾祖母)が苦々しく思っていたため、自身も彼女に対して苦手意識を持っていたが、何度か家を訪ねるうちに少しずつ打ち解け始める。 ;市川 誠司(いちかわ せいじ) :葉瑠の義理の父。葉瑠からは昔から「誠司」と名前で呼ばれており、きちんと父親として見られているか自信はないが、会社のデスクに葉瑠との写真を飾ったり、将来的に葉瑠に残せるものとして一軒家を購入するなど、葉瑠のことを一番に考えている。 :祖母は和菓子店「やじろべえ」の経営者で、誠司と葉瑠の母親との結婚にも反対していた。 ;鮫島 千絵(さめじま ちえ) :誠司の大学時代の1年先輩。シングルマザー。寂しがり屋で1人でいられない質。 ;鮫島 永和(さめじま とわ) :千絵の息子。中学生。人を観察するのが好き。千絵とはよく姉弟に間違えられる。 ;小村崎 凡太(こむらさき ぼんた) :葉瑠と誠司が以前住んでいたアパートの隣に母と2人暮らししていた1歳年上の少年。 :中学卒業とほぼ同時期に、離婚していた両親の復縁が決まるが、父親の記憶がほとんどなく家族と思えないため、内心複雑な思いを抱いている。 ;川端(かわばた) :誠司の会社の同僚で、高校時代からの同級生でもある。葉瑠のことばかり気にかけている誠司を心配している。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「やじろべえ (漫画)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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